前回の続きです。
前回はComposerとLaravelのインストールを行いました。
前回記事
今回は開発環境の整備(開発していく前準備)を行っていきます。
環境変数PATHを通す
以下のコマンドを実行することで、コマンド:「laravel」を使用することができるようになります。
PHPに関わるものをインストールする
以下の「プロジェクトを作成する」に関することですが、環境変数PATHを通しただけでは、プロジェクトを作成することはできませんでした。事前に以下2つのコマンドを実行しましょう。
プロジェクトを作成する
プロジェクトを作成するには以下のコマンドを実行します。現在のディレクトリにフォルダが作成されるので、作業が分かりやすようにカレントディレクトリをデスクトップに移動させておきましょう。※前回からの続きであれば、移動する必要はありません。
以下、簡単に説明します。
laravel
→以下laravelのコマンドを使いますよという宣言。
new
→プロジェクトを作成します。
laravelapp
→プロジェクト名(任意)。今回は「laravelapp」で作ります。
うまくいくと、デスクトップで「laravelapp」というフォルダが作られます。
ポート番号の変更(任意)
XAMPPを起動した後、Apacheを起動しようとしても起動しない不具合がありました。Apacheを普通に起動できる方もいると思いますので、ここでは割愛します。該当する方は以下の記事も参考にしてみてください。
フォルダをコピペ
新たに作ったプロジェクト「laravelapp」をXAMPPのディレクトリに移動させます。ここでやっとXAMPPの登場です。CGI(マウス操作)では移動できないので(※管理者権限が必要)、コマンドで移動させます。以下そのコマンドです。
以下、簡単に説明します。
sudo
→管理者権限を付与します。
cp -r A B
→「コピー元:A」を「コピー先:B」にコピペします。「cp」に「-r」を追加することで、Aのディレクトリ以下の全てのフォルダ・ファイルをコピー元の対象とします。
要するに、「laravelapp」以下のもの全てを、「/opt/lampp/htdocs」以下にコピペします。
※カレントディレクトリはデスクトップになっています。
パーミッションの変更
プロジェクトを作成した直後だとうまく表示されないので、以下の2つのディレクトリ以下のパーミッションを変更します。コマンドを実行しましょう。
ファイルにアクセスする
いよいよ、laravel関係のファイルにアクセスします。以下のURLにアクセスしてみましょう。※Apacheを起動させるのを忘れずに!
上のような表示になれば一旦完了です。
※私の場合はポート番号を変更したので「localhost」のあとに「:ポート番号」を付け加えています。
アクセス先を変更する
現状以上で問題ないのですが、調べてみると「http://localhost/」にアクセスすると自動的に「http://localhost/laravelapp/public」にアクセスされるように設定することができるようです。設定をいじってみましたが、思うような動作をせず…。今後進展があれば、情報を更新したいと思います。
まとめ
以上、Laravelの開発環境の整備についてでした。最後に一つ、思うような設定にできませんでしたが、とりあえずはこれでOKかなと思います。